モーニング・ページを1か月続けた結果【私なりのやり方・感じた効果】

自己探求

『モーニング・ページには本当に効果があるのか?』

朝の30分間という貴重な時間を用いて、新しい習慣を身に着けるべきか否か。その効果に関して疑問に思うことは最もである。

この記事では、私がモーニング・ページを1か月続けた、私なりのやり方、感じた効果を紹介する。

はじめに モーニング・ページとは

モーニング・ページとは、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア・キャメロン著)にて紹介されたツールの一つである。本書では、私たちはそもそも創造的な存在であるとされ、その創造性を回復させるいくつものワークが紹介されている。

その中で特に重要とされている基本ツールの一つが「モーニング・ページ」である。

モーニング・ページでやることは、極めてシンプルである。

「毎朝、3ページほど、頭の中に思い浮かんだ文章を記す」

これだけである。

ジュリア・キャメロン氏は著書の中で、本ワークのことを「脳の排水と表現している。

頭の中に思い浮かんだことを、
善い事、美しい事、賢い事、正しい事だけでなく、
悪い事、醜い事、愚かな事、間違った事でも、
ただ手を動かして記入していくワークである。

ポジティブでカッコいい言葉はともかく、ネガティブでカッコ悪い言葉を書き記すことは、実は想像以上に抵抗を引き起こす。

まさに、「排水の詰まり」のような感覚を覚えるのである。

実行してみた今になってみると、脳の排水」という表現は、まさに的を射ていると言える。

私のモーニング・ページの現在

  • モーニング・ページを書き続けた期間:2024年9月9日~10月12日
  • 使用したノート:コクヨ キャンパスノート ドット入り罫線 B5 A罫 30枚 ノ-3ATN
  • 1日の記入ページ数:3ページ(時間がないときは1~2ページの時も)
  • 1日の記入時間:20~30分
私のモーニング・ページ ミミズの張ったような字もあり、もはや読み返すことは叶わない。

私が感じたモーニング・ページの効果:

  • 頭の中の検閲官の批判・判断をある程度無視できるようになった。
  • 集中力が少し増した。脳のギアチェンジの感覚が掴めた。
  • 朝、早く起きられるようになった。
  • 創作活動を始めることができた。

頭の中の検閲官の批判・判断をある程度無視できるようになった。

ずっとやりたかったことを、やりなさい』の中でジュリア・キャメロン氏は、度々”検閲官”という言葉を用いている。

検閲官とは、選択や分類に関する脳の機能のことであり、未知なるものや独創的な考えに対して否定的に働く存在であると、本書の中で記載されている。

危険が伴う暗い夜道や、野生動物が現れるような深い森の中では、重要な機能である。

一方で、新たな価値の創造を行う際には、検閲官は意地悪な批評家になってしまう。上で述べた、ネガティブな言葉をアウトプットする際に、心の中に現れる抵抗・詰まりの正体であると言える。

下に記した引用は、まさに何か創作を仕様とした際に、私の中に現れた検閲官のことばそのものである。

たとえば、こんなふうに言うのだ。「きにはそれを創作というのかい? 冗談はよしてくれ。きみは句読点を正確につけることさえできないじゃないか。今できなければ、これからだってできるわけがない。ほら、また字を間違えた。それなのに、創造的になれるなんて、とんでもない」

ずっとやりたかったことを、やりなさい|ジュリア・キャメロン

モーニング・ページでは、作業自体はカンタンである。頭の中に浮かんだ思考を、手を動かして書いていくのだ。

しかし、やってみると、頭の中の「検閲官」が言葉を掛けてくる。

そんなこと書いてはいけない、
きみはそんなこと考えているのか、
きみの心は汚れているなぁ
きみに自分を変えることなんてムリだよ、
こんなことやってる暇があるならもう30分寝た方がマシだな、

こんな事たちが湧いてくる。これらの言葉が、真実ではないという事がなんとなく分かってきた。

「ああ、いま心の中の検閲官が話しかけてきたな、
うるさいな、こいつ俺のこと嫌いなのかな、
まあ言わせておけばいいか、
むしろ友達になれないかな。」


こんな感じで、あくまで客観的に、検閲官が話しかけてきているだけであるという意識が得られてきた。

私は、これまで様々な創造的活動を頭の中に思い描いては、実行せずに生きてきた。

どうせ完璧にできない、
もっと基本を調べてから、上手くなってから始めよう、
失敗したら嗤われる、
そんなことする暇があるなら勉強しろ、仕事しろ、
そもそもお前は創作活動にうつつを抜かせるほど偉く無いだろう、
そんなことができるのは選ばれた人間だけだ、

こんな言葉が頭の中を駆け巡るのだ。

これらの言葉たちも、きっと心の検閲官の戯れ言なのだろう。

頭の回転をあえて下げ、脳のトルクを上げる感覚が身についた。

モーニング・ページに関しては、岡田斗司夫氏もその効果について紹介している。

特に私が気になったワードは「頭のトルク」である。

頭の回転と言うのは、早い場合はトルクが弱くなる傾向がある。つまりパワーがあんまり出ないんですね。

上記の言葉は、下に記載した切り抜き動画からの引用である。

この感覚は、非常に共感できる。いざ、仕事に集中しようとしても、ついつい頭の中に別の思考が駆け巡り、いま目の前にあるやるべきことから気がそれてしまう事が多々ある。

過去にあった嫌な失敗や、将来への不安、あるいは自分が超能力者になりテロリストと苛烈な戦闘を繰り広げる妄想が頭の中を支配し、目の前のやるべきことに手が付かないまま時間が過ぎてしまうのである。

自分は集中力がない、やる気がない、仕事ができない人間だ、と自己嫌悪に陥る毎日であった。

しかし、この現象が「頭の回転が早すぎるために、出力に見合わないエネルギーが、過去や未来への空想へ心を飛ばしてしまうため」に起こっていると仮定すると、非常に腑に落ちる。

モーニング・ページでは、頭に浮かんだ思考を、手を動かしてそのまま記入していく作業である。これは、手を動かしてノートに記入する以上の速さで行った思考は、ムダになってしまうことを意味する。

ムダになった思考はどうなるのか?

頭の回転とトルクの理論」を意識すれば、手を動かす以上の速さで思考が動いていれば、「ああ少し頭の回転が早くなりすぎたな、トルクを上げるために速度を落とそう、脳のギアチェンジしよう」と思えるようになった。

仕事中でも、空想の世界へ言ってしまいそうになったら「おっと危ない、脳のギアチェンジをしよう
と考えられるようになった。

少しだけであるが、集中力が付いたと言ってよいのではないか

朝、早く起きられるようになった。

そもそも朝に20~30分の時間を確保することが難しい。もっともな意見である。

私も、モーニング・ページを始める前は、出勤の前、数十分前に起床し、ダラダラとスマホを眺め、ギリギリになってシャワーを浴び、朝食を胃に流し込み、慌てて車に飛び乗る生活をしていた。

そんな私が、モーニング・ページなどという朝の習慣を身に着ける事が可能なのか、始めは半信半疑であった。

しかし、いざ始めてみると意外とすんなりと習慣化できた

結局のところ、目が覚めたら一番に「やるべきこと」ができたことが、メリハリを付けるのに聞いたのだろう。

また、モーニング・ページ

「眠い眠い眠い眠いもっと寝たい寝たい寝たい睡眠は大切もっと早く寝ればよかった睡眠は大切明日は早く寝よう眠い」

などと書くことが多かったことも、影響していると思う。

毎朝のように睡眠、早寝早起きの大切さを書くことになるので、自然と睡眠習慣も改善されたのだろう。

副次的ではあるが、個人的にかなりよかった効果である。

創作活動を始めることができた。

まさにこのブログを始めることができたことが、何よりの成果である。

最後に

私はこれまでに何度かブログを始める事を夢想してきた。実際に立ち上げて、2,3記事を書いて放置してきたこともある。日記を書いたり、絵の練習をしたり、youtube動画の作成を試みたりしては挫折をしてきた。

そんな私が、ブログを立ち上げることができた。創作し、誰かの目に触れて欲しいと思っている。

私が不安に思っていること、楽しいと思うこと、知りたいことは、きっと他の誰かも同じように考えていると信じている。

ずっとやりたかったことを、やりなさい』は、まだ全て読めていないが、この本には創作意欲が湧き出ることがいかに自然なことか、素晴らしいことかが書いてある。とてもやさしい言葉で、私のような臆病者に寄り添ってくれる本であった。

今後もモーニング・ページを始めとした、本書に書いてあるワークを限り実践していき、創作活動を続けていきたいと思う。

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